珪藻土を塗るときの注意と効果

珪藻土を壁に塗ると、湿度や温度の調節、脱臭、カビが生えるのを防ぐなどさまざまな効果が期待できます。DIYで珪藻土を塗るのであれば、ビニールクロスの上から直接塗装することが可能であるブレンドタイプがおすすめです。

塗る際には汚れてもいい服装をし、壁面に接している柱や桟など、塗りたくない場所がある場合にはマスキングテープなどで養生を行います。

壁の状態をよくしておくことも大切です。ほこりや汚れは濡れた雑巾でふき取り、壁に剥がれや傷がある場合には、木工用のパテで補修し、乾いたところでヘラを使い、サンドペーパーで平らにしていきます。

珪藻土はバケツに入れて水としっかり攪拌し、これをコテに乗せて壁面の上で押し切るようにして塗っていきます。2、3cmほどの厚さになるように塗っていきましょう。

珪藻土の壁は単なるビニールクロスの壁よりもコストが数倍はしますが、塗り壁ならではの独特の深みがあり、落ち着きを醸し出してくれます。